台北の自転車海苔

海外生活は上海に4年、シンガポール2年、そして台湾はだいたい3年近く居て2021年3月に帰国しました。

エアコンの話

 台湾のうちのオフィスのエアコンは冬場はホントに役立たずでした。うちのオフィスは真冬でもエアコンが必要です。ガラス張りなので昼間はとても暑いのです。ところがセンサーがおかしいのか、温度制御ができないのです。25度に設定しても20度を遥かに割り込んで寒くなるのです。もしかしてインバーターどころか温度制御の機能も付いていないのか?と不思議に思いました。昔のオンオフのクーラー(いわゆる冷専と言われたヤツ)でも温度制御はできたのです。オンオフで設定温度を下回ればオフにして上回ればオンにしてという切り替えで調節していました。静かだと思ったら急にガタン!と大きな音を出して動き出してしばらくしたらまた止まるというアレです。

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 ちなみにインバーターとは以下のような仕組みです。 f:id:carodiario:20190723174953j:plain

*説明はダイキンさんのサイトからお借りしました。

 まあもちろんオフィスは集中の熱源なので部屋には端末のみがあり要するに冷却された空気の量だけで温度調整するようになっていて、あまり暑くない時季の微調整ができないだけですね。(微調整と言えば、微調整ができないのはシンガポール及び台湾の扇風機や台湾の換気扇も同じですね。なぜ扇風機に微風の設定がないのか。台湾の換気扇にも弱の設定がないかと不思議に思います。弱でもキツい。ちなみにシンガポールの換気扇は論外で、そもそも外に排気されないのであんなものは換気扇ですらありませんでした。)

 この冷えすぎの状態は春先まで続きました。まるでシンガポールのオフィスのように凍えるような寒さでした。シンガポールではオフィスや公共のスペースが悉く全て寒くて震えるのですが、これには理由が有って体感温度がヒトによって違うので一番暑がりのヒトに合わせて冷房してあるのです。つまり寒すぎると何か着ればイイけど暑すぎれば脱ぐしかない、というわけで、寒すぎるときは上になにか着て調整すればよいという考え方の下に常に冷えすぎの環境が出来上がっているというわけです。これは冷房のなかった時代に昼間の最も暑い時間帯には仕事にならないため昼休みを2時間取っていたシンガポールの社会背景も反映しています。つまり冷房サマサマなのです。省エネの為に冷房を控えよう、なんて気はサラサラありません。

 もっともシンガポールの時は家のエアコンは個別空調でしたが、それでも雨で外気温が低いときは冷房が効き過ぎて寒いことがありました。やはり温度制御していないのでしょうか?

 もちろん家のエアコンは東南アジアの国で製造した日本のメーカー製の空調機でしたけど。

 ところが、日本の我が家の空調が実は最近買い替えたばかりで最新式のモノですが、これがまた困ったモノなのです。犬が居るため出掛けるときにも空調をかけていくのですが、ヒトが居ないと不在と勝手に判断して設定温度上げてしまうようなのです。つまり27度にして出掛けると帰ってきたときには29度になっているというような具合です。犬ぐらいの大きさの動物が居ても在室と判断しないようです。だから出掛けるときにはエアコンの温度を低めに設定して行かなければいけないようです。

 ということで、エアコンはバカすぎても賢すぎても困るということです。

 

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