台北の自転車海苔

海外生活は上海に4年、シンガポール2年、そして台湾はだいたい3年近く居て2021年3月に帰国しました。

スーパー



 台北のスーパーがあまり差別化されていないと思うのですが、どうでしょうか。

 私の行動範囲にあるのは全聯、頂好、Jasonsなのですが、これらがそれぞれそれほど変わらないのです。



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 シンガポールなら昇菘(以下昇る)とNTUC(Fair price)とCold storageは明確に棲み分けされていました。価格帯も違えば商品の構成も違うし当然のことながら客層が違ったのです。昇るはもともと養豚業から始まったと言われている通り肉が安くて豊富、ウエットマーケットより安いかもということで、庶民の味方だし料理をよくするヒトなら更に有難い。野菜も果物も安いから。それに24時間開いてるのがまたうれしいスーパーでした。レジが基本有人で、レジにて商品を勧められることがあるのが少しウザいことがありますけど。

 

 NTUCは昇るに比べると少し高いといっても充分安いスーパーで日本のイオンみたいな大型スーパーといった感じでしょうか。レジはセルフレジがたくさんあって私みたいな発達障害には助かります。一言も誰ともしゃべることなく買い物ができるのです。

 

 そしてCold storageは外国人向けの高級スーパー。輸入高級食材も充実しているし惣菜やサラダ、カットフルーツもあって一人暮らしでも何か優雅且つ手軽に自宅で食事ができる。独り者でもみじめじゃないのです、お金さえあれば。またここも24時間営業。高いけどエエもんが置いてある最強スーパーです。

 

 という具合にそれぞれ個性豊かなスーパーがあり、さらにはムスタファのスーパーも24時間で開いていて不眠症なら朝までだって過ごせます。

 

 それにひきかえ、台湾のスーパーはJasonsが高級かといえばそこまでイイ商品は置いてないし、惣菜やサラダなど一人暮らし用の食品は全然ありません。それじゃあ全聯、頂好は安いかといえばそんなに安くない、いや高いですよね。市場に比べるとかなり高い。割安感のないスーパーというのは台湾ぐらいじゃないかと思うほどです。

 

 なんかディスってるみたいですが、実は全聯はかなり利用しています。価格さえもう少し安ければなあといつも思います。うちの会社の海外駐在員の給与を算定するために使っている指数では実は台湾はアジアで一番物価が高いのです。シンガポールより高いのです。いろんな店のいろんな商品やサービスを抽出してその指標を作っていると思いますが、スーパーの商品が必ず入っていると思います。シンガポールは物価が高いイメージがありますが、日用品とホーカーとが物価を下げていると思います。お酒が極端に高いのでフツーの駐在員は困るでしょうが物価算定の対象には入ってないのではないでしょうか。私は酒を飲まないので困りませんが。

 

 ということで、全聯は価格を下げて、Jasonsは逆にもっと高級なモノや総菜やおひとりさま対応を増やしていただけると幸甚です。聞くところによるとむかしはJasonsはもっと高級スーパーだったらしいですね。

 

 

 

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