台北の自転車海苔

海外生活は上海に4年、シンガポール2年、そして台湾はだいたい3年近く居て2021年3月に帰国しました。

年内は通訳の仕事をすることになりました。

私の台湾でのメインの仕事は営業なのですが、8月から年内いっぱいはお客様の事務所に詰めて通訳の仕事をしています。

これについては色々と不満もあるのですが、まあ有期限だと割りきって坦々とやることにしました。

とはいえ、営業の仕事も有ってたまに別の会社に自分で行ったり、別の会社への営業で通訳したりするのですが、通訳というのはその度ごとに一喜一憂するものですね。

有り体にいうと、今日はうまくいった。俺って中国語上手いんじゃない?と浮かれる日と、今日は全然ダメだったもっと勉強しなきゃな、と落ち込む日が交互にやって来る感じです。まるで20数年前に上海に留学していたあの頃、毎日街へ出て中国人と話をしては今日はよく通じた、今日はダメだったと一喜一憂していたときのようです。

で、現在のこれはなんだろうと思うのですが、詰めているお客さんのところでは交互にそんな感じですが、もう一つのお得意様のところはいつ行ってもよく通じるしよくわかるのです。

この違いは何なのか考えていたら、わかったことがあります。

そうです。相手がとても頭が良いか否かなのですね。よく通じるお客さまのところは担当者が分かりやすく話して下さっているのですね。それは社外の相手だからというのもあるし、また外国人相手だからというのもあるでしょう。それにこちらの話者が日本語で私に話している間もその話をじっと聞いていてわかる単語や口調からどういうことを話しているか推測していて、私が訳し始めるとその推測が当たっているかどうかを確かめながら話を聞くのでとても理解が早いのです。

ところが詰めているところの相手は、まあ分かりやすく話すヒトも居るには居るるのですが、たいていは内輪で話すのと同じように話して、しかもまとめもせず話しながら考えているので要するに母国語で聞いていたとしても分かりにくいということなのです。

まあ、考えようによっては勉強になって良いのですが。ホントにそういう通訳は疲れます。

ああ、誰がどういう風に話しても困らないようになりたいです。

 

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