上下水道の真実
台湾の上下水道の話です。
簡単に言うと問題は以下の2つです。
Q1.トイレットペーパーが流せるかどうか
Q2.水道の水が蛇口から飲めるかどうか
これに対して政府もしくは水道会社の見解は以下の通りです。
A1.流せる
A2.飲める
で、実際はどうかというと
1. トイレはほぼ流せる。
というのが正解のようです。水溶性の紙を使用することと、自宅のトイレがよっぽど旧く細い下水管を使用しているということでなければ流しても大丈夫のようです。ということで、私は自宅のトイレでガンガン流しています。詰まったことはありません。
にも関わらず下のような貼り紙の多いこと多いこと。これは某エニタイムのトイレ内の貼り紙です。
意味は便器からのメッセージという体で、「ボクは紙を食べるとお腹壊すから、ゴミ箱に食べさせて~」と書いています。
この手の書き方ではないけど、フツーに「紙を流すな」と書いているトイレは多いですね。
2. 水道の水を蛇口から直には、ほぼ飲めない(?)。
サンプリングの水質検査の結果は99.94%以上合格しているが、サンプリングの場所は水道会社の資産部分。つまり住宅敷地内(建物の配管を含む)の配管と貯水槽の衛生問題から飲まない方が良いとのことです。特に貯水槽を定期的に清掃しているかどうかが問題のようです。
これらの結果について私の感想としては、下水の問題はそんなに異議はありません。現状を理解せずに「流すな」の表示をしているトイレが多すぎることが問題だと思います。流さずにゴミ箱に捨てる方が不衛生だと思います。詰まればスッポンスッポン(正しくはラバーカップと言うそうです。)で詰まりを取れば良いのです。と思いますが、しかし実際信義安和のエニタイムのトイレはよく詰まっています。あれもイヤですけど、一番イヤなのはそもそも流さずに出ていくヒトです。けっこういますよね、台湾人。また別の話だとは思いますが。
上水道が飲めない理由は理解できますが、しかしこれもよく考えると日本ともほとんど状況は変わらないのではないかと。日本も貯水槽については問題がたまに出ています。内管についてもわからないのは同じでしょう。信用度の違いだけではないでしょうか。そういう意味ではウチのマンションは築年新しいし、貯水槽の検査を大家さんに確認というか要求すればもしかしたら飲めるのかも知れません。あとは思い切りだけかと。
上海の時にマンションの蛇口における水質検査をしているデータがあったのを記憶しているので、どこかに頼むかもしかして自分でもできるかも知れません。てか、キットが売っているかな。