台北の自転車海苔

海外生活は上海に4年、シンガポール2年、そして台湾はだいたい3年近く居て2021年3月に帰国しました。

なぜ台湾人は料理をしないのか

 台湾人は家で料理をしないようですね。もちろんするヒトもいるでしょうが、その割合は低いようです。

 

 ちなみにシンガポーリアンは料理をしません。シンガポールには政府の整備した114箇所のホーカーセンターと民間が整備した約1,200箇所のコーヒーショップと呼ばれるフードコートがあるからです。家で料理するより安価で美味しい料理が提供されるからです。

 

 これは政府が要するに女性も重要な戦力だと考え、家事の大きな部分を占める料理を国民がせずに済むようにしたからです。つまり政策的に夫婦共働きを推奨するためにお袋の味というようなセンチメンタルなモノを排除したのです。

 

 だからシンガポールの住居はキッチンが極端にショボいのです。ガスのテーブルコンロもほとんどなく、私の当時の住居だった新築のコンドミニアムも単身用でもないのに一口の電熱器と小さなシンクがあるだけで、とても料理をしようと思うことができないものでした。

 

   しかし、政府の推奨なので仕方ありません。お袋の味とか家族の団欒というのよりも、効率を優先したのだから仕方ありません。シンガポールらしいと言えるかも知れません。

 

    実はシンガポールのガス会社に下の東京ガスのCMみたいなこういう情緒的なマーケティングを提案しようかなと思ったこともあったのですが、やめました。だって政府の方針に逆らうことになるからです。

 

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 翻って、台湾。台湾では何故みんな料理をしないのでしょうね。確かにシンガポールと同じく外食も中食もとても安いのです。家で自炊するより安く食べられるというのはシンガポールと同じなのですけど、政府の明確な政策があるわけでも無さそうなので謎なのです。台湾はシンガポールより家族べったりしているし、情緒的で気候と同じく湿っていると思うのですが。

 

 



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