台湾の中国語
「芸能人は歯が命」というCMが昔ありましたが(古っ!)、「ブログの記事はタイトルが命」か?と驚いている踏台です。かといって、自分もタイトルに釣られてクリックしたら頭に来ることが多いので自分では釣りのタイトルは避けたいと思うのでもあります。
台湾の中国語というタイトルは正確には「台湾のマンダリン」です。「台湾華語」のことです。「(台湾)国語」のことです。シンガポールの中国語という記事をシンガポール駐在時に書いたのでヒマで死にそうなヒトだけご覧ください。
シンガポールも南方でまた福建語の影響を受けているので台湾と似ている部分もありますが、台湾も独自の単語の発音や用法があります。文法はここでは触れません。
1)説服(shui4fu2)
普通話では(shuo1fu2)と発音しますが、台湾では(shui4fu2)です。しかし実は私は普通話でも(shui4fu2)だと思っていました。陳昇の歌で歌詞に出てきて(shui4fu2)と歌っていたからです。
2)液體(yi4ti3)
これは正しくは(ye4ti3)だとわかっている台湾人も多いですが、実際に発音する場合はほとんどのヒトが(yi4ti3)と発音しますよね。
3)包括(bao1kuo4)
(bao1gua4)のヒトが多い。
4)プラスチック
塑料(su4liao4)なのですが、(suo4liao4)と発音するヒトが多かったり、そもそも塑膠だったりというのもありますが、suoは朔(shuo)との混同でしょうか。ま、大阪ではプラッチックというヒト(主におっさん、おばはんですが。)が多いのであまり偉そうなことも言えませんが、これはもしかしたら台湾限定ではなく、大陸でも紛らわしいのかも知れません。
5)粒はどこまで粒と言えるか(発音の話ではありませんが)
シンガポールと同じで粒の許容範囲が大きいですね。こないだ西施柚に一粒いくらと書いてあって、「台湾よお前もか?!」と思ってしまいました。日本ではもちろんですが、大陸でも粒というのは小さいものを数える量詞で、大きくてもブドウまでだと思います。一粒西瓜とまでいうのは太過分でしょう。
単語の発音についてはもっとあったはずなのですが、忘れましたのでとりあえずこれぐらい。