腰痛
ラグビーをしていたので腰は元々悪かったのです。腰痛は三十代半ばぐらいに出始めて、その後は良くなったりまた出たりというのを4、5年周期で繰り返す感じでした。ま痛いといってもそんなに大したことはなく日常生活に支障をきたすほどではありませんでした、つい最近まではね。
腰はそれぞれの立場の人で言うことが違って、医者、スポーツトレーナー、整骨医、寝具メーカー等違うねって話を6~7年前に書いたことがあります。その時の結論は、腹筋と背筋のバランスだと、これは特に専門家でもないミュージシャンの友人の言ったアドバイスでした。その時は腰痛を漠然と腰痛としか捉えていなかったのですが、ホントに腹筋と背筋を鍛えることで治ったからです。
しかし今回色々と調べていてわかったのは私はおそらく脊椎管狭窄症だということです。腰から左足にかけて痺れて、時々痛みで歩けなくなるが、座って休憩すると嘘のように痛みがなくなりまたフツーに歩けるようになるというのは正に脊椎管狭窄症の症状です。
そして、今回悪かったのは、高いブリッジができるようになるためにこういう器具を使って毎日ストレッチしたことです。
これも使いました。
なぜ高いブリッジ?ということですが、それはベンチプレスのためです。ベンチプレスの重量が停滞してしまって、挙げる重量を増やすためにはブリッジの高さしかないと思ったからです。なぜ高さなのかというと、ブリッジの高さが上がれば上がるほど腕を伸ばしたときと曲げて胸にバーを付けた時の距離が短くなるからです。つまり曲げて伸ばす距離を短縮できるのです。
で、そもそも脊椎狭窄症というモノですが、これの原因は反り腰にあるのです。これはヒドい。あまりにもヒドい裏切り行為です。つまりはこれまでは善だと言われていたことが、突然180度変わって悪だと言われたのです。男にとって食べることに引き続いて二回目のコペルニクス的転回です。
まえにも書いたことがありますが、 我々男子は子供の頃に大人から「たくさん食べろ」言われ続けてきました。
男のクセにそんなに食が細くてどうする!
食べなきゃ大きくなれんぞ!
と言われ続け、
就職しても
そんだけしか食べなくて仕事ができるか!
と言われて、言われ続けて、そして、ある日突然医者から
死にたいのか?
て、言われてハッと気が付くのです。
いやいや、これまで散々食べろと言われてきたのにどゆこと?と、怨み言の1つも言いたくなりますよね。それが今度は腰に関して同じことが発生するのです。
姿勢を良くしろ!
胸を張れ!
と言われ続けたのです。学校でも普段の生活でも。剣道でも。書道でも。家でも。また中学からラグビーをしていたのですが、ラグビーも基本の姿勢は胸を張って腰を反らすのです。40前に自転車に乗り始めて、初めて基本姿勢が背中を丸めるというスポーツがあることを知りました。それ以外は人生の全ての場面で胸を張って腰を反らすことが正義だと言われて生きてきたのです。
ところがこの歳になって、腰の健康にとって正しい姿勢は違う違うそうじゃない。むしろ猫背の方が良いと言われるのです。あんまりといえばあんまりです。
と、理不尽な思いを噛み締めながら、つべで動画を観ています。脊椎管狭窄症の9割の人がこれで治った!というような動画は3種類は観ましたが、どうやら私は0.1%以下のレアなケースのようです。ちょっといろんなストレッチ及びインナーマッスルを鍛えるエクセサイズもしていきたいと思っています。
毎日の有酸素運動も継続中です。