トラップの復活。
先日うちの洗面台の下水にトラップがないという話をしましたが、実はそれ以上のスゴいことがありました。夜中に目が覚めてトイレに行ったらなんと、Gがいたのです。実は引っ越して1年以上経ちますが、キッチンで水商売の小さなGを一度だけ見たことがありますが、ノーマルサイズのGは初めて見たのです。洗面台のボウルに貼り付いていたのでピンと来ました。これは下水からだと。リビングの洗面は匂いがしなかったので考えてもみなかったのですが、よく調べてみるとトラップがないだけではなく、壁の下水管との接続が無茶苦茶イイ加減だったのです。
なんと、壁の太めのエンビ管に細いアルミの管を突っ込んであるだけでした。隙間をパテで埋めてもいないのです。そりゃあGも匂いも上がって来るはずです。
ホームセンターにでも行って部材を買ってくれば良いのですがあまり近くにないし、五金にどの程度あるのかわからないので困ったときの勝立生活百貨です。とりあえず防水テープだけでも買おうと思って行ってみました。
そしたらなんと、トラップキットが売っていました。まさにこれ。うちの洗面に使っているやつです。250元。こんなちゃちなのを使っているなんて。
シールテープと防水テープも買いました。
ほら、これが壁の下水のエンビ管。
これがキットに付いていたエンビ管との接合部です。これがないと隙間が出来てGが出てくるのです。と、いうか元のヤツもよく見るとこれが付いていました。でも、劣化して小さくなって外れていました。
新しいのに換えてアルミ管同士の接合部にパッキンを入れて繋ぎます。
最後に念を入れて防水テープも巻いときます。
伸縮しないのでまあこんな感じ。
どうですかこのトラップ。
しかし建設時にこんなちゃちな部材で施工するなんて、しかもトラップは作らないなんて信じられない施工のレベル。これがプロのする仕事ですか?
シンガポールの新築マンションもヒドかったけど、こちらも大概ヒドいですね。
までも、とりあえずこれでしばらくなんとかなります。