貨比三家
昨日テレビを観ていたら韓國瑜が「貨比三家」と言っていたのでとても懐かしく思いました。そういえば台湾では大陸と違って価格交渉をする機会が少ないので貨比三家とか討價還價とかいう単語を使うことが無かったような気がします。貨比三家というのは品物を複数見て比較するという意味です。仕事でいうとあいみつを取って選ぶということです。
韓國瑜がテレビで言ってたのは三人の候補をよく比較して選んでくれということでした。貨比三家不吃虧(比較して選べば損はしない)とここまでワンフレーズで言っていましたが、大陸では貨比三家だけで言うことの方が多いと思います。
ローカルのテレビのニュースを観ていると最近は選挙の話題が多いのですが、けっこう台湾の選挙運動もヒドいモノですね。たいてい誹謗中傷合戦みたいになっています。先日は韓國瑜が支持者の子供を抱いた時に頭にチュッとしたら、それが衛生的に問題があるとヒドいバッシングを受けたり、また韓國瑜の反対デモでは韓國瑜を模した人形が醜くすぎたり、賛成デモも反対デモも人数がそれぞれサバ読み過ぎているという批判があったり、けっこう滅茶苦茶でヒドいモンです。
あとは、蔡英文は独身で子供も産んでいないので子を持つ親の気持ちがわからないとかいう発言で大炎上してみたり、もう少しまともに政策論争をすればイイのにと思います。
そういう意味では宋楚瑜が一番政策の話をしている印象ですが、蔡韓の両者から相手にされていなくてなんとももの悲しい限りです。
https://www.storm.mg/article/2096233://udn.com/umedia/story/12758/4245308
批罷韓遊行變「霸韓」醜化韓國瑜 王淺秋:主辦方宛如紅衛兵!
羅暐智 2019-12-23 11:28
柯文哲は総統選挙には出ないけど彼の党がどれだけ票を伸ばすのかというのが注目されています。でも、私はこのヒトはあまり好きではありません。なぜならテレビで観ていて何を話しているのかよくわからないから。もちろん内容のことではなく発音が聴き取りにくいというだけのことです。
まあとにかく、総統選挙は蔡英文が勝ちそうなのでとりあえず安心ですが、立法院委員は民進党がどこまで票を伸ばすかですね。昨年の九合一は悲しかったので。