台湾名物のアイスキャンデーをめぐる旅
まあ旅と言うと大袈裟すぎますが、全てはこの幟から始まりました。板橋でこの幟を見たのです。
台湾電力(以下台電)のアイスキャンデー?
台電がアイスキャンデー作ってるの?
お店で訊けばイイのですが、朝の10時ぐらいで店はまだどこも閉まっていたのと、何処の店が出している幟かもわかりませんでした。それで翌日に台電のヒトに訊いてみました。
台電のアイスキャンデーって何?
台電が作ってるアイスキャンデーだけど?
と、当たり前の返事。なんかとても有名なモノらしく今さら何?という感じなのか。大阪でいうと蓬莱のアイスキャンデーみたいなモノか。でも、発電所のある場所で作っているようです。台北の近くなら桂山発電所と林口。調べてみると季節モノで5月くらいから販売開始して秋口までで販売は終わってしまうようです。
なぜ発電所で?
LNGの冷熱で作るの?
というのは愚問で、台電のLNG受入基地基地はまだできていません。どうも水力発電所は水源となる山の中にあり水質が良いのでその美味しい水を使ってアイスキャンデーを作っているようです。エネルギーではなく原料だったわけです。市内でも売っているのかと思ったらそれぞれの発電所でしか販売していないようです。ではあの幟はなんだったのかと思いますが、台電のヒトがそういっているのでそうなんでしょう。
桂山発電所の場所は以下の地図の赤いマークのところです。距離は20kmちょっとなので近くです。林口もほぼ変わらない距離ですが、方角的に三重を越えるのが面倒くさいのです。越えるというかあちら方面に台北を脱出するのが高架が難しいのです。但し、桂山も地図を見る限り山道っぽいですよね。むかしなら「おお、楽しそう!」と思ったでしょうが最近は毎日数キロしか走っていません、リアルの道は。固定ローラーとエアロバイクのみです。でも、行きたい。今すぐ行きたい。とずっと思っていました。
ということで一度行きたいと思っていたのですが、ここしばらく週末が忙しくて行けませんでした。先週はやっと行けるかと思ったらヒドい雨だったし。台風か。
あさて、今朝は万難を排して行くつもりでした。なぜなら恐らく次の連休で今年の販売は終わりのようだからです。
今日も5時半に目覚めたのに結局出たのは9時過ぎ。雨が降りそうなイヤな予感を引きずりながらの出発です。
まっすぐ南に下って川に出ます。そして川沿いのサイクリングロードをずっと走ろうと思っていました。
こんな道なら40分ぐらいで着くんじゃないかと思ったらすぐにサイクリングロードは終わってしまいました。仕方なく一般道へ。
しばらく上りが続きますが、そのあとは上りもあれば下りもあります。つづら折りの山道を上りながら考えました。
こんな面白そうなところもありましたが、今日は遊びで来ているんじゃない、と自分に言い聞かせて先を急ぎました。
とうちゃこ~。
橋を渡ろうとしたらガードマンに停められました。橋の改修中で通れないとのこと。先日の吊り橋の事故で全国の橋が点検改修の指示があったそうです。嘘です。でも、通れないのは本当で、ほかに川を渡る橋はないのか訊くと「ない」と一言。発電所に行きたい再度言うと「じゃああの橋だ。」と。あっ、この橋じゃなかったみたい。
こちらの橋が発電所に続く橋でした。
さっきの橋は向こう側。
景色。
発電所。
笑えよ。
氷品部への案内。氷品部て言い方がイイですね。Bingpinbuです。
ホントにとうちゃこ~。
買いに来たヒトはこうして脱力しながら食べています。
私もまずは1本購入。1本10元です。安い。
かじった写真は要らんか。
箱買い。24本。255元(箱代込)。これがリュックに入る最大でした。次回はもっと大きなリュックで来よう。これで真夏に3時間持つそうです。帰りは1時間ほどで帰ってこれました。
ほしい方はお急ぎください。恐らく来週の連休で今年度の販売は終わるみたいです。次は来年春ごろ(3月末ごろ?)になります。