ハリラヤ
ディスるワケでは全然ないのですがちょっと驚いたので書いてみます。
先日も書いたのですが、早朝にMRT に乗ったら綺麗な服を着たインドネシア人が大勢乗っていた件です。インドネシア人はメイドさんや介護のヒトが多いので普段はそんな綺麗な恰好はしていないのにその朝はいわゆるバジュムラユ、いや、マレーじゃないのでバジュクロンかな、ああゆう鮮やかな色の衣装にヒジャブを被っていました。
不思議だったので、合っているかわからないけどカタコトで「今日、何?」というつもりで
Hari ini ada apa?
って、訊いたらなんとか通じてハリラヤだという答えが返ってきました。ああ、なるほどラマダン(断食)明けなのでみんなで集まってお祝いするんだなと思ったのです。
シンガポールでは日曜日にラッキープラザというビルがフィリピン人で埋まり、ビル周辺の緑地にも座り込んでピクニックみたいになってるし、トパヨの公園はタイ人(たぶん)で埋め尽くされているし、ゴールデンマイルというビルにはタイ人いっぱいいるし、そういう場所が台北にもあるんだと嬉しくなったのでした。
ましてや、ツラいラマダン明けなのでみんなホントに嬉しそうな顔をしているのでイイなあと思ったのでした。
彼女たちは台北駅の屋内の広場、そう、むかし林強がPV で踊っていたところですね。あそこに座ってラマダン明けを祝っていたようです。
*ここです。この場所に集まっていたとのことです。
ところが、知らないヒトから見ると外国人労働者の集団に見えて、怖いと感じるんですね。これはちょっと意外でした。
私が2015~2017年までいたシンガポールは多民族国家なので中華系、マレー系、インド系の文化がそれぞれ尊重されていて各民族の祝日があるし、行事もよく認知されています。ラマダンの時は社内メールで我々にも通知が来ました。何日からラマダンが始まるのでこの期間は昼休みも見えるところで飲食しないようしましょうというメールです。
だからそういうビルや公園でも怖いと感じることはありませんでした。ましてや、私はマレー、インドネシア大好きなので、台北でもこれだけインドネシア人が居るならダンドゥットのコプロが来て演奏したりしないかな?と思ったのでした。先日日本でも一戦級のシンガーが来てましたので。
でも、その朝のMRT の中でも台湾人の反応はフツーだったので台湾人はもうよく理解していて受け入れているのかも知れません。というかそうであって欲しい。ラマダン明けなんて年一回のことなので、1日位彼らに開放してあげても全然イイんじゃないかと思います。
うん、全然OK、もうまんたい、と思ったら下のバナーをクリック!