台北の自転車海苔

海外生活は上海に4年、シンガポール2年、そして台湾はだいたい3年近く居て2021年3月に帰国しました。

台北の自転車事情

 この自転車事情こそ真っ先に書かなければならないテーマなのですが、実はとても書きにくかったのです。なぜなら台北はそんなに自転車向きの街ではないからです。あまり走りやすい街ではないし、また自転車もそんなに多くない、あまり流行っていないのです。川沿いのサイクリングロードに行けばそれなりに走っていますが、街中にはほぼいない。いるのはシェアバイクぐらいで、お洒落なピスト乗りはいないし、お洒落な29erなんて私以外は(笑)皆無です。

 それから台北の街中はとても走りにくいです。ロード乗りもあまり街なかを走っていないので自動車も車道を走る自転車に慣れていません。そういう意味ではバイクも。だからツーキンではほぼ歩道の自転車通行帯を走っています。ピストで走るときは流石に車道を走りますが、29erではここをゆっくり走ります。ツーキン距離も僅か数キロなので。

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 もちろん歩道上の自転車通行帯もとても走りにくいです。わざわざ自転車通行帯にしているものの専用ではないのでかなり危ないです。やはり自転車通行帯は車道に設けるべきです。大阪市内に一部そういうところがあるにはありますが、自動車が違法駐車しているのでほとんど機能していません。

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 台北の歩道上の通行帯も、車道の端に駐停車して乗り降りする自動車が多いので、たいへん危険です。こんな風になんにも気にせずドアを開けるから。

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 観光バスだってこの通り。ヒトが下りてくる(乗ってくる)から危険極まりない。まだ路線バスは内側の専用レーンを走っていたり、内側に停留所があったりするので安心です。

 でも実は一番の敵はバイクです。バイクは日本の交通ルールに比べて1段階緩いのです。1段階歩行者寄りです。日本では自転車が本来あるべきルールより歩行者寄りです。歩道を通行できるし、一方通行も逆走できるし、横断歩道も歩行者同様走れます(横断歩道はホントはだめだけど。)。ところが台湾ではバイクも歩道を走れるし、一方通行を逆走するのです。

横断歩道上を走るわ、

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ガスボンベを積んでるわ f:id:carodiario:20190319170245j:plain

侵入禁止でも入ってくるわ f:id:carodiario:20190319170225j:plain

台北はツーキンには便利なのは中心部の自転車を置くスペースが9時前でも空いてること。大阪市内では8時台には有料のところも停める場所は埋まってしまいます。これだけはありがたいです。

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 いえ、違いました。アップしてから気が付きました。台北で自転車ツーキンの一番の敵は雨でした。とにかくよく降るし、また早朝に降ります。会社着いたら止んでいたり昼間は降っていなかったのに帰るときに降りだしたりします。しかも天気予報アプリが役に立たないことが多いのです。雨アラームは日本でもシンガポールでも非常に役に立ったのに台北では当てになりません。困ったものです。

 

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