交通の矛盾
交通の矛盾というか、標識が矛盾していたり、建付けがおかしい、どちらの側もルールを守って悪くないのに場合によっては事故ってしまうというようなところであったり、またルールに従って進んでいたのにルールを破らなければ先に行けなくなってしまう、という場所が、日本ではほとんどないと思うのですが、四国でお遍路してると高速と並走している道路の歩道で出会ってしまったことがあるので、地方にはあるのかも知れません。
台北で先日こういうおかしい場所に出会ってしまいました。
敦化南路の一番右側の車線と四維路44巷が交差する箇所です。
私は敦化南路の歩道を北に上ガっていたところです。四維44巷を渡るところです。信号がないのでそのまま渡ります。トラックが来ていましたが距離があったので気にせず渡りました。すると停まったトラックが窓を開けて怒鳴って行きました。
はあ? ですよ。振り返って見てみましたが、歩行者用の信号機はありません。
しかし、車から見るとこうなります。確かに信号機があって青なので行きますよね。そしたら歩行者が渡っていたら確かに怒るのは不思議ではありません。
だから歩行者用の信号機がないのがおかしいのです。日本だと事故が起こるでしょうが、台湾は自動車が優先なので歩行者が譲るため事故が起こらないのですね。
今年台湾で日本人が横断歩道でクルマに跳ねられる事故があったそうですが、日本と同じようなつもりで居ると危険です。気を付けなければいけませんね。