台北の自転車海苔

海外生活は上海に4年、シンガポール2年、そして台湾はだいたい3年近く居て2021年3月に帰国しました。

ベッグパッカー

 先週末に用事があって西門に行ってきました。やはりちょっとヒトが少なかった気がします。手作りマスク売ってるヒトがいました。また世界中を旅してるとかいう日本人がギター弾き語りしていました。

 中国語も多少できるみたいで日本語の歌の他に鄧麗君の時の流れに身を任せを歌っていましたが、


♪~人生幾何能夠得到知己
失去生命的力量也不客氣(正しくは不可惜)~♪

と歌っていました。意味変わってるやん!と突っ込んでしまいました。


f:id:carodiario:20200225233446j:image

 ヒトが少ない。

 


f:id:carodiario:20200225234311j:image




f:id:carodiario:20200225234140j:image
 ただ、これは世界中で問題になっていますが、ペッグパッカーと呼ばれている、要は物乞いしながら旅をするという残念なヒトたちです。安く旅行をするのは勝手だけど旅の資金は自分で稼げよ。お金なくなったら帰れ。ヒトの善意に頼るな。と思います。

 

 大道芸は否定するつもりはありません。本当に自分の芸に自信があるのなら「旅費を援助して」というような善意にすがること言わず(書かず)に堂々と演奏の対価としてお金を要求したらイイのです。



f:id:carodiario:20200225234151j:image
 家の近所に帰ってきたらそこでも西洋人がやっていてコケました。子供まで連れて物乞いしながら旅をする意味はあるのでしょうか。



f:id:carodiario:20200228003454j:image

 

 実は私はお遍路もしていまして、現在2巡目の途中なのです。一巡目は全部自転車でテント泊して回りました。だからその時は四国の方々にホントに申し訳ない気持ちで回っていました。なぜなら四国でほとんどお金を落とさない旅人だったからです。お遍路さんは四国では本当に歓迎してもらえます。みなさんとても温かく迎え入れてくれるのです。お接待という文化があってつまりお遍路さんに食べ物や飲み物、または現金などを提供してくれるのです。そしてそれをいただいたお遍路さんは 納札を渡して南無大師遍照金剛と三回唱えることになっています。このお接待というのはお遍路さんに対する支援、施しでもありますが、お接待する側からすると自分の代わりにお遍路してもらうという意味もあって、それ故渡すときに渡す側がむしろ畏まる、つまり貰っていただけますか?という態度でくださるのです。

 

 これってモスリムのバクシーシ的な考え方とも似ていますよね。また、それこそ喜捨という意味では托鉢がありますが、お遍路の途中で托鉢をしているヒトもいます。もちろん本職ではなくて一般のお遍路さんが旅費のために托鉢という形で物乞いをしているのです。

 

 もっというと、プロのおへんらーというようなヒトもいます。つまり四国に住み着いてお接待と托鉢で生計を立てているようなヒトです。四国のヒトの善意に付け込んで生活しているような人たちです。

 

 私は2巡目からはランと自転車とで回っていますが、出来るだけ食事付きの宿に泊まるようにしています。とはいえ、2食付いてなぜこんな値段でやっていけるんだろう、と思うぐらい安いんですよね。とてもお金を落としているなんて言えません。

 

 ということで、台湾好きで台湾によく来る方々、台湾でお金をどんどん使いましょう。

 

にほんブログ村 海外生活ブログ 台北情報へ
にほんブログ村



にほんブログ村 海外生活ブログへ
にほんブログ

 

 



台湾(海外生活・情報)ランキング 人気ブログランキングへ