台北の(個人的な)洗濯事情
まだホテル住まいなので洗濯はなかなか不便なのです。定宿にしているホテルはホテル内にランドリーがあるのですが、先月10日間ほど泊まっていたホテルにはなくてコインランドリーに洗濯しに行っていました。
そこはけっこう流行っていて、乾燥機が特に使用中の時が多いのです。洗濯は家でして乾燥だけ持って来る台湾人が多いんでしょうね。時間を過ぎて止まっても取りに来ずそのまま占領していることはホテルのランドリーでも多いのですが、台湾ではそんなときけっこう気にせずに他人の衣服をカゴに空けて使用するヒトが多いのです。感心しました。
ここはちゃんと注意書きにも書いてあるのでそうしやすいですね。
こちらは乾燥機のサイズ選びの説明。なるほど!と思いました。量が少なくても大きめの乾燥機の方が少ない時間で早く乾いて皺にもならず省エネだということですね。
日本の自宅には浴乾(浴室乾燥機)がありますが、よっぽど沢山の衣服がないと勿体ない気がしてあまり使っていませんでしたが、浴乾もスカスカでも短時間で乾燥させられるから効率的ということですね。
ということで、いろいろ学べたコインランドリーでしたが、また定宿のホテルに戻ってきて昨晩は洗濯しようとしたら洗濯が終わったまま取り出さずにおいてあって、一応このホテルでは部屋番号を書いた付箋を貼ることになっているのでフロントに行って終わってる旨をその部屋に電話してもらうように頼んだら、
「あ、もう勝手にカゴに空けて使って。」
というのです。もちろん私は他人の洗濯物に触りたくないのでそれを言うと
「そんなの気にしなくてイイ」
と。
「じゃあ、あなたがやってよ。」
というと、
「ボクはイヤ」
てそれはないでしょう。
「じゃあやっぱりフロントから電話して。それか私から電話するから電話貸して」
と言うと渋々ランドリーに来てカゴに空けて
「ほらっ」
て。「どうぞ」じゃないんかい?と思いながらもありがたく使わせていただきましたが、台湾人もやはり抵抗なくヒトの洗濯物を触れられるワケではないんですね。