台北の自転車海苔

海外生活は上海に4年、シンガポール2年、そして台湾はだいたい3年近く居て2021年3月に帰国しました。

肥龍過江


f:id:carodiario:20200816103450j:image

先週末に衛視電影台で甄子丹の肥龍過江をやっていました。このチャンネルは早いですね。いつも封切りから半年ぐらいの映画を放映します。

 

ド兄さんの映画はほとんど観ている私ですが、この映画は見逃していました。 なぜかというとあまり食指が動かなかったのです。

 

写真を観たらわかるようにおデブなド兄さんです。痩身男女でしたっけ?アンディラウがサミーチェンと一緒に特殊メイクでボテボテに肥って映画を撮ったのは。あれも観ませんでしたけど、何かこういうのはイマイチ好きくないのです。

 

どうしようかなと迷っているうちにコロナになって、さらに観に行く気がなくなって終わってしまったのでした。

 

ということで、テレビでやるとなったら話は別なのでもちろん観ましたとも。

 

思ったよりも面白かったけど、やはり肥らせる意味がわからなかった。仕事でミスって閑職に追い遣られた警官のド兄さん、婚約破棄で二重のショックと失意とで肥るのもわからんでもないけど、天下のド兄さんがそれぐらいで肥らないし、また「肥ってもこれだけ動ける」ってのも「それがどうした」って思います。

 

「燃えよデブゴン」のリメイクとかいう話しもありましたが、それはないでしょう。全然違うし、またそもそもサモハンキンポーを「デブゴン」って名付けるセンスはどうかと思うし、  「我的特工爺爺」をまた 「おじいちゃんはデブゴン」と名付けたのも意味不明でした。「デブゴン」ニーズが日本にあるの?このあたりの意識のズレがド兄さんのも含めて香港映画が現在日本であまり知名度ない原因ではないかと思います。知らんけど。

 

ストーリー的にはけっこう甘めですが、アクション映画としてはまあ充分かなとも思います。音楽映画のストーリーがそんなに重要でないのと同様に。ただ、ギャグ的にはけっこう滑っているのではないか。それと、竹中直人の使い方もイマイチ。なんかき汚ならしいし、面白くもない。ヅラネタもツマラんのにひつこい。

 

良かったのは婚約者役の女優。最初はワガママなわからず屋の自分勝手な女かと思ったら意外と可愛くて、段々と好きになってきました。ただ香港の女優らしくまあ本気で殴られること。かのサリーでも殴られるわ、爆発するわ、額にゴキブリ這うわの香港映画なので仕方ないかも知れませんが。

 

あと導火線のパロディというか、あれの続きなの?と思わせるところ?ド兄さんのファンには理解できるところが嬉しいかも。

 

にほんブログ村 海外生活ブログ 台北情報へ
にほんブログ村



にほんブログ村 海外生活ブログへ
にほんブログ

 

 



台湾(海外生活・情報)ランキング 人気ブログランキングへ