再會啦心愛的無緣的人
『心愛的と再會啦』という歌詞が入ってて、「心愛的再會啦」ではなくて「再會啦心愛的無緣的人」でもない曲を探してて、こんなアカペラのバージョンの「再會啦心愛的無緣的人」を見つけました。これはこれでなかなかイイのと、こんな若いヒトたちがこんなポップに台語歌を歌うのが台湾的でイイなあと思うのです。
シンガポールならHooken Songを若いヒトが歌うというのはあり得ない感じです。
ところで、阿卡貝拉です。アカペラのことですが、いまは阿卡貝拉というのですね。私が上海にいた20年ぐらい前には清唱と言っていた記憶があります。清唱というのは元は京劇等の中華歌劇の無伴奏ソロのことです。
これはアカペラの解釈によるのですが、元々我らの世代がアカペラということばを初めて聞いたのは山下達郎のアカペラのアルバムだったと思います。それか、ビリー・ジョエル。したがってコーラスのイメージではなく一人多重録音でした。それでもコーラスには違いないのですが、一人のイメージからアカペラ = 無伴奏ソロ歌唱のイメージでした。つまりはジャニス・ジョプリンのメルセデス・ベンツです。たぶん大陸でも山下達郎はともかく無伴奏ソロ歌唱だったので清唱だったのでしょうね。
ア・カペラというのは「教会で」という意味のイタリア語で無伴奏の多重唱のことなので無伴奏コーラスが正しい理解です。じゃあ一人で伴奏なしで歌うのはいまは何というのでしょう。
「じゃあ、ちょっとアカペラでやってみます。」
って、言うのは間違っているのでしょうか。
ちなみに探していた曲は「男人情女人心」でした。